今回伺ったのは、創業75年の歴史を持つ小冨士屋鮮魚店さん。
取材に応じてくれたのは、小金丸田鶴子さんです。
地元を愛する、とても優しく親しみやすい方でした。
―鮮魚店は忙しいイメージがありますが、一日の仕事の流れはどのような感じなんでしょうか?
-4時半のお魚の仕入れから始まります。それから、お店で鮮魚の販売を行っていますが、それだけではなく保育園や病院へもお魚をお届けしています。お店での販売では、電話での注文も受けていて、お客さんの要望に応じてお魚を調理して販売しています。
―お客さんの要望に応えることができるというのは、スーパーとは違っていいですね。他に、スーパーとはここが違うぞ!ということはありますか?
-スーパーの魚は、安くするために輸入・養殖が多いんですが、私たちは地元の天然の魚を多く販売しています。だから、安心で安全だと思います。地元玄界灘は、磯が多く魚のえさが豊富なため、そこで捕れる魚は脂がのっていてとてもおいしいんです。この地魚を販売しているのは何よりもの強みだと思います。中国産の魚は、腐らないようにするために添加物を使ったりすることがありますが、私たちはそのようなものを一切使っていません。これも大きな魅力だと思います。やっぱり健康が大事ですよね。
―どのようなお客さんがよくいらっしゃいますか?
-子供連れから中高年まで様々です。近くに住む方も多いですが、中には、城南区から車でお越しになる方もいらっしゃいます。常連になってくれる方もいます。昔は、九大の工学部の学生さんも来てくれたのですが、魚離れのせいか、最近では大学生は珍しいですね。魚は健康にもいいので、できれば一人暮らしの大学生にも来てほしいです。
―生の魚だけでなく調理したものもおいていますがおすすめはありますか?
-おすすめは、やっぱり天ぷらですね。天ぷらと言っても普通の天ぷらではなく、カニ、イカ、魚のすり身を揚げたものです。一日に必要な分のお魚を一枚で摂ることができるんです。骨もすりおろしてしっかりと入っていますし、栄養満点です。ぜひ、皆さんにも食べてもらいたいです。お値段も一枚70円とお安くなっています。これなら、大学生にも親しんでもらえるのではないかと思います。
―最後に、地域の方に一言
―おかげさまで75周年を迎えることができました。今後も新鮮・安心・安全なお魚をお届けいたします。今後ともよろしくお願いします。
小冨士屋鮮魚店さんは、地域に密着し、地元の魚を愛するお店でした。おすすめ商品の天ぷらを実際に、取材に行ったメンバーも食べてみましたが、魚の味がしっかりとしていて、ボリュームもあり、非常においしかったです。周船寺駅から徒歩5分で行くことのできる大変便利な町のお魚屋さんです。今日の夕食のおかずに、お酒のつまみに、そして健康な食生活のためにぜひ小富士屋鮮魚店さんを利用されてみては?
小富士屋鮮魚店
福岡市西区周船寺2-8-34
092-806-1046
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