今回は周船寺駅の近くの
『いけす割烹 谷久(たにきゅう)』
さんにお邪魔して、谷 剛久さん(以下…谷)にお店のことや料理のことなど、お話を伺ってきました!
ちなみに「谷久」とは先祖の名前が谷久右兵衛さんだったことから来ているそうです。
記:谷久さんは大変長い歴史があるそうですね?
谷:そうです。明治四十三年に曾祖母がうどん屋を開いたのが始まりで、その後旅館を経て、
僕の親父の代から「いけす割烹 谷久」として今の形になりました。周船寺の料理屋と
しては一番歴史があると思います。昨年の三月には一階をリニューアルしました。
記:どんな種類の料理があるんですか?
谷:呼子のイカの活き造りや、定食などがあります。ブログでたくさん紹介しているので見
てみてください。ランチもやっています。事前にお客様の好み、お祝い事や法事などの
目的や趣旨を連絡くだされば、それに合わせて料理の内容を考え、お出しすることもで
きます。
記:以前は定期的にイベントをされていたそうですが?
谷:はい。料理+αでお客様に楽しんでもらいたいと思い、いけすをステージにして様々なジャンルのアーティストさんをお呼びし、ライブをしてもらったりしていました。
イベントに足を運んでもらうことで地域の活性化にもつながるのではないかと考えていたので。
最近は料理で手一杯であまりできていないんですが、お客様に喜んでいただける取り組みはしていきたいですね。今はカップルコースや、家族コースを作ってみたいなと
思っています。
記:料理をする際に心がけていることやモットーなどはありますか?
谷:やはりサービス業なので、お客様に不快な想いをさせない、楽しんでもらうということ
ですね。季節感のある前菜を考えたり、刺身の切り方を工夫したり、見ていて綺麗な盛
りつけになるようにしたり、一つ一つ気を使ってやっています。丁寧に作っていくので
結構時間はかかりますけど。
記:今後の目標はありますか?
谷:最近は九大が移転してきたことで、学生さんや留学生さんが来てくださることが増えま
した。だから、そういう変化に対応していくということですね。新しい年齢層に合わせ
て新メニューを増やしていきたいと考えています。ただその中でも、料理の質やサービ
スは安定したものを提供していきたいです。変わるけど変わらない谷久を目指したいと
思います。
記:では最後に一言お願いします!
谷:入りづらそうなお店だと思われることも多いんですが、全然そんなことはないんです。
お手頃の価格で料理も用意していますので、ぜひ気軽にお越しください。学生さんの飲
み会なども大歓迎です!
今回取材させていただいた谷さんは料理を愛する心が体中から迸っている、とても優しくて親切な方でした。
実はこのインタビューのあと、キュウリとレモンの飾り切りの実演をしていただいたり、お料理を食べさせてもらったりしたんです!刺身の切り方や盛りつけ方などなど本当に細かいところまで工夫が凝らされていて、目で見て楽しめるお料理でした。お味は……もちろん最高に美味しかったです!
五感で料理を楽しめる「いけす割烹 谷久」さん。ぜひぜひ皆さん足を運んでみてください!!
谷久(たにきゅう)
福岡市西区周船寺1-8-3
電話:092-806-1023
⇒す.MAP WEBページへ
コメント
昨年、神奈川県から周船寺小近くに転居してきました。
谷久さんは、確かに高級割烹のイメージで入りづらかったですが、廉価なランチも用意されておりお得感・満足感高いです。。
それに接客の好感度も高く、お気に入りとなってしまいました。
イカの活き造りは、本場の呼子で食べるよりも美味しく、しかもリーズナブルなお値段でした。
また、お弁当も有り偶に利用させて頂いています。
新メニュー楽しみですね。
また利用させて頂きます。
コメントを頂き誠にありがとうございます。
とても嬉しく励みになります。
まだまだ至らない点が多々ございますが
より良いサービスを心がけて参ります。
久しぶりに、周船寺ネットにアクセスしました。
TOPに「谷九さん」がありましたので、懐かしく拝見しました。
周船寺には母方の実家がありますが、もう30年近くご無沙汰しています。
私が小学生時代には、毎年夏休みには周船寺へ行き、いとこたちと楽しく過ごしました。
そのとき、私の一級上のイトコ(M舛Y彦)が、谷さんのお父様と同級生で、一級下のイトコ(M舛K美)たちと一緒に「うろんやの、さだあきさん」と呼ばせていただきながら、お隣のM島さんたちも交えてワンパクに遊んだなつかしい思い出があります。
当時の周船寺は、まだまだ糸島郡周船寺町の時代で、商店街も小くて魚の小富士屋さんやコモダ電気さん宝来屋さん下園酒店さんなどの記憶の中に、シッカリと「谷久さん」は焼き付いております。
時間が許せば、さらに立派になられた谷久さんと、周船寺の町並みを訪れてみたく思っております。